インパーフェクション by ロナン&エルワン・ブルレック

場所 Design Lab Gallery, Iittala & Arabia Design Centre, 8th floor
チケット価格 入場無料

デザイン ラボ ギャラリーの新しい展示会では、フランスのデザイン デュオ、ロナン&エルワン・ブルレック (Ronan & Erwan Bouroullec) の作品を紹介します。「自然」と「デザイン」に見られる完全さと不完全さの関係に迫り、不完全さの持つ魅力を浮き彫りにします。 

ロナン&エルワン・ブルレック (Ronan & Erwan Bouroullec) とイッタラのコラボレーションは、10 年近くにわたります。 2015 年にイッタラは、ガラス製のフラ ワー ベース、ルーツ (Ruutu: フィンランド語で「ひし形」の意味) を発表しました。ルーツは、イッタラ ガラス工場で、マウスブロー技法を用いて、7 人の職人が 24 時間をかけて制作しています。 ルーツ ベースは、イッタラならではの色の技巧が光る作品です。 複数を組み合わせても、自然に調和し、美しく     セッティングできます。 組み合わせて使うと、光がベースを透過してさまざまな色を織りなし、躍動感のある水彩画のような情景を演出します。  

ルーツ コレクションには、2020 年春にセラミックのベースが加わります。セラミックのベースも、ガラスのベースと同じシンプルでシンメトリックなフォルムです。 セラミックのルーツ ベースは、流し鋳込み方で作られ、仕上げは手作業で行います。釉薬の層を極めて薄くすることで、素材に立体感を持たせています。


インパーフェクション -不完全であること-

この展覧会では、不完全であることと完全であることの繊細なバランスに迫ります。 自然界ではあらゆるものが大量生産されていますが、 1 つ 1 つはわずかに不完全であるがゆえに、唯一無二の存在になっています。

「完全であることは、きわめて退屈だと思います。 不完全であるという神秘の働きが、物を美しく、魅力的にするのです。 この魅力は、完全であることと不完全であることの絶妙なバランスの上に成立しています。 優れた物には、50 年間にわたり繰り返し楽しめる優れた曲のように、長きにわたる魅力があります」とロナン・ブルレックは語ります。




吹きガラスのアートピース

イッタラはデザイン ラボ ギャラリーにおいて、特殊なエンボス加工をした大型のルーツ ガラス ベースなど、ロナン&エルワン・ブルレックによる新しいアートピースの展示会を開催します。 新しいベースは、制作が極めて難しい、500 mm という迫力のあるサイズです。 このサイズのベースを制作するには、イッタラ ガラス工場で最も熟練した吹きガラス職人の技術が必要です。 サイズが大きいため、1 日に制作できるのは、2、3 個に限られます。 木製の型を使用することで、吹きガラスに流れるような揺らぎと躍動感を与えています。 カラーは、モスグーン、コッパー、レイン、クリアの 4 種類です。

ロナン&エルワン・ブルレックは、この展示会のために、特別なガラスの花もデザインしました。

「繊細なガラスと無骨な鉄という、2 種類の正反対の素材を組み合わせたガラスの花を創りたいと 考えました。 かたやマウスブローで命を吹き込み、かたやハンマーで叩いて目的の形に成形します。 手法はまったく異なりますが、どちらの素材にもどこか官能的なところがあります」とロナン・ブルレックは説明します。


インパーフェクション

by ロナン&エルワン・ブルレック

デザイン ラボ ギャラリー

開催時間

火曜日~金曜日 12時~18時

土曜日~日曜日 10時~16時